歯を失ってからも、
QOLを維持できる入れ歯の
ご提案 QUALITY OF LIFE
虫歯や歯周病でやむなく抜歯をしたり、事故や怪我で歯が抜けてしまったりした場合、欠損歯を補う第一の選択肢が、入れ歯(義歯)治療です。欠損した歯の本数に応じて、部分入れ歯と総入れ歯のどちらかを装着して、噛む・発音するといったお口の機能をサポートします。
当院では、よりフィット感が良く、しっかりと噛める状態を取り戻すために、金属床義歯やBPSデンチャー、ミラクルデンチャーやインプラントデンチャーなど、様々な自由診療の入れ歯を取り扱っています。
合わない入れ歯には
リスクがあります CHECK!
- 会話の最中に外れる
- 顎関節症で顎が痛い
- 食事が楽しめなくなる
- 入れ歯を入れると痛い
- 歯が移動して歯磨きがしにくい
- 肩こりや頭痛の原因になる可能性
- 力が入れられず歩行が不安定になる
1本義歯は2時間で作製可能
当院ではGDS(グローバルデンチャーシステム)を使用して、口腔解剖学を指標に噛み合わせや顎の位置を考慮した、生体に近い噛み合わせの入れ歯作製を行っております。
院内にある歯科技工室で義歯を作製することにより、欠損歯1本であれば2時間で作製の作製が可能です。外部の歯科技工室に依頼を出すコストがないため、費用も110,000円と抑えられています。
入れ歯の治療法 | |
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部分入れ歯 | 天然歯が1本でもある場合は、部分入れ歯が適用されます。粘膜に人工歯の付いた床を乗せ、残った歯にバネ(クラスプ)を引っかけて、入れ歯が動かないようにする作りです。残った歯の本数や位置に合わせて、様々な形状で作製できます。 |
総入れ歯 | 上顎か下顎のどちらか、あるいは上下全ての天然歯が1本も残っていない場合に、総入れ歯が適用されます。天然歯にバネを引っかけて支えにする部分入れ歯とは異なり、総入れ歯は吸盤の原理で床が粘膜に吸い付いて安定感を得ています。 |
入れ歯の種類 TYPE
レジン床義歯
歯の土台となる床の部分が、ピンク色のレジン(プラスチック)で作られた、保険適用の入れ歯です。強度を持たせるために床の部分を厚くする必要があり、装着時の違和感が出やすい入れ歯ですが、レジンは削ったり盛り付けたりができるため、調節や破損時の修理が比較的簡単です。
MERIT メリット
- 保険適用で低コスト
- 調節や修理がスピーディーにできる
DEMERIT デメリット
- 違和感がでやすい
- 金属のバネが目立つ
- 汚れが付きやすい
- 食事が制限される
BPSデンチャー
BPSは、Biofunctional(生体機能的)Prosthetic(補綴)System(システム)の略で、総入れ歯を製作するためのシステムです。製作手順がシステム化されているため、安定した品質の入れ歯が作製できます。お口を大きく開けても入れ歯が落ちない吸着性があり、しっかりと噛んで食事が可能です。
MERIT メリット
- BPSデンチャーの
認定医が作製 - 審美性が高い
- 口の中で安定して
噛みやすい - 発音を阻害しにくい
- 痛みや違和感が
ほとんどない - 臭いの吸収や変色がない
- BPSデンチャーの
DEMERIT デメリット
- フルオーダーメイドで
作製に時間がかかる - 自由診療でコストが高い
- フルオーダーメイドで
ミラクルデンチャー
金属のバネを使わずに装着できる、自由診療の部分入れ歯です。金属は使われていますが目立ちにくいため、入れ歯を使っていると気が付かれにくい特徴があります。床が小さくて軽い作りですが、きちんと歯に固定されるので、外れることはほとんどありません。
MERIT メリット
- 残存歯への負担減
- 床が小さくて食べ物の味や温度が感じられる
- 硬いものや柔らかい物も
しっかり噛める - 発音を阻害しにくい
- 入れ歯を使っていることに気付かれにくい
- お口の状態に合わせた
修理が可能 - 痛みがほとんどない
- 金属アレルギー対応
- 薄くてフィット感が良い
DEMERIT デメリット
- 付け外しにコツがいる
- 全ての症例に対応できる
わけではない - 繊維質の食べ物が
噛みにくい - 自由診療でコストが高い
インプラントデンチャー
2本~4本のインプラントを支柱にして入れ歯を固定する、自由診療の治療方法です。他の入れ歯と比べてしっかりと固定されるため、食べ物をしっかりと噛んで味わえます。入れ歯部分は外してお手入れができるため、お口の中を清潔に保ちやすく、調節もしやすいのが特徴です。
MERIT メリット
- 硬いものや柔らかい物も
しっかり噛める - 発音を阻害しない
- 入れ歯を使っていることに気付かれにくい
- 痛みや違和感がない
- 欠損歯を全てインプラントにするより低コスト
- 入れ歯を外してしっかり
お手入れできる
- 硬いものや柔らかい物も
DEMERIT デメリット
- インプラント単体よりも
噛む力が弱い - 全ての症例に対応できる
わけではない - インプラント周囲炎で
脱落するリスクがある - 自由診療でコストが高い
- インプラント単体よりも
保険診療と自費診療の違い
日本にある健康保険制度は、日本人が病気や怪我をした際に国民健康保険証を提示すれば、少ない自己負担で医療が受けられるという仕組みです。この制度は病傷に対するものであり、見た目を整えるために矯正治療で歯並びを変えたり、ホワイトニングで歯を白くしたりといった美容目的の治療には適用されません。
そういった健康保険を適用されない治療が自由診療です。保険診療では治療方法や使用できる薬に制限があり、治療費の大部分を国が負担するのに対し、自由診療はその医療施設で扱いのあるあらゆる治療が選択肢に含まれます。その分治療費も定額ではなく、医療施設ごとの値段設定です。
入れ歯治療前に
知っていただきたいこと TOPICS
新しい入れ歯を作ったら、すぐにお口に入れて快適に使えるわけではありません。患者さんのお口に合わせて、細かな調節を繰り返すという工程が発生します。なかなかフィットしないケースもありますが、途中であきらめずにジャストフィットを追求してください。
また、異物をお口に入れておくのですから、今まで入れ歯を使ったことがない方にとっては、必ず違和感があります。使いこなすためにも、しばらくの間は練習が必要です。入れ歯治療を受ける方には、これらのことをご理解いただければ幸いです。