当院では歯科医師による病状と治療法の説明を行い、患者さんの同意を得た上で実際の処置へ進むインフォームド・コンセントを重視しています。
患者さんが周囲を気にせずにお悩みを相談できるように、完全個室のカウンセリングルームを3室ご用意いたしました。
治療前の丁寧な麻酔注射はもちろん、拡大鏡を用いて歯を削りすぎない処置によっても痛みを抑える工夫をしています。
また、何をされているのか分からないといった不安や恐怖で刺激に敏感になる面からも、事前のカウンセリングが大切だと考えています。
口腔内は肉眼では見られない部分のほうが多いため、視診や平面しか写し出せないレントゲンでは、病気の原因を見つけられないケースもあります。
精密な診査診断の上での治療をご提供するために、歯科用CT、マイクロスコープ、口腔内スキャナーなどの高度医療機器を導入いたしました。
院内感染防止のため、治療器具の処理・管理は個室の滅菌ルームで行っています。器具は患者さんごとに回収し、ヨーロッパで最も厳しい基準をクリアしたクラスBのオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を用いて、滅菌パックでの処理・保管を徹底しています。
歯を削るハンドピースも専用の洗浄機で1本ずつ洗浄・注油・殺菌し、処理できない器具はディスポーザブル品を採用し、使い捨てています。
休日に突然歯が痛くなって困っている方や、平日は忙しくて受診が難しい方のために、当院は土曜日も17時30分まで診療を行っています。
治療を中断した歯はあっという間に状態が悪くなってしまうため、患者さんが最後まで治療を受けやすい診療日と時間に設定いたしました。
かみきたデンタルクリニックは、厚生労働省の認定を受けた「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)」です。
感染症対策や人員配置、研修要件(認知症、全身疾患への対応等)、訪問歯科診療の実績、地域医療への貢献など、厳格な施設基準をクリアしている、全国でも十数%しかない歯科医院の一つです。
当院は古代ギリシアで作られた、医師の倫理・任務などについてのギリシア神への宣誓文
「ヒポクラテスの誓い」の内の一文を柱として、
患者さんの本当の幸せを考えた医療の提供を心がけています。
自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、
害と知る治療法を決して選択しません
かみきたデンタルクリニック院長である上松 丈裕は、ペンシルバニア大学歯内療法学科の臨床コンセプトとテクニックを広く伝えることを主な活動として2009年に設立されたスタディークラブであるPESCJ(ペンエンドスタディクラブインジャパン)認定医の資格を持つ歯科医師です。
当院の精密根管治療では、PESCJ認定医がマイクロスコープ、ラバーダムなどを用いた治療を行うことによって、再発リスクを可能な限り抑えます。患者さんの大切な歯を守るために、全力を尽くさせていただきます。
院長は「歯をなるべく抜かずに残す」ことを目標に、3年以上の年月をかけて歯の根の治療を学び、PENN ENDO STUDY CLUB IN JAPAN 精密根管治療コースを修了、アメリカのペンシルバニア大学での卒業試験も無事に終えられました。
PESCJ認定医の資格を持っているのは、東北地方では当院の院長を含め2名のみです。青森の地で、世界基準の歯内療法を提供させていただきます。
1dayトリートメントとは、歯を削った当日に補綴物の装着が行なえるスピード治療のことです。常勤している歯科技工士の監修により、CCDカメラで採取した患者さんの歯のデータを基に、セレックシステムが自動で詰め物や被せ物を設計し、セラミックブロックから補綴物を削り出します。
最短1時間で詰め物や被せ物などの補綴物を形成・装着することで、その日の内に治療を終えることが可能です。
私たちは「疾病を罹患してから治すのではなく、未然に防ぐ」ことを信念として、日々の歯科診療のご提案に努めています。病気に罹患した「患者」ではなく、皆さんが健康な状態でいてほしいのです。歯科医療を通じて、地域の皆さんが笑顔溢れるコミュニティを築くお手伝いをすることが、私たちの喜びです。この想いを胸に、平成16年5月1日にかみきたデンタルクリニックを開業しました。
「もし私が患者だったら、このような医療を受けたい」という思いを胸に、健康を守り、育てるための診療所であることを心がけています。その実現ために、罹患する前に予防することを重視しています。それができないのであれば、一人ひとりにとってより良い方法を考え、歯科医師、歯科衛生士、アシスタント、受付、そして専門技術を持つ歯科技工士との協力チームとして、医療を提供させていただきます。
青森県や日本だけでなく、世界の基準に合った診療を提供するのが、かみきたデンタルクリニックの目指すところです。